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20日に発生した滑り台の事故に関連して、文部科学省から届いた遊具の安全管理に関する指針を、広島県学事課が私立教育機関へ通知していなかったことが判りました。

廿日市署は、業務上過失傷害の可能性もあるとみて調べているとのことです。



文科省から届いた指針とは、今年8月に国土交通省から発表された「都市公園における遊具の安全確保に関する指針(改訂版)」です。

同指針は2002年3月に初版が発表され、同年11月、文部科学省からも当該指針を各教育機関に適用する旨の通達を出しています。

その後6年を経過し、遊具各部材の耐用年数や各種基準数値について充実を図った内容の「改訂版」が今年、発表されました。



報道では、8月に出された改訂版指針で、「出っ張りや突起に衣服が引っ掛かって首が絞まり、重大なけがや死に至ることがある。特に滑り台上部の出っ張りや突起に注意するよう求めている。」
と、指摘しています。

しかし、この意図は既に初版の指針で、遊具の安全設計に当たっての必要な対策として掲載されており、改訂版でも同じ文章になっています。

以下に指針の抜粋を引用します。

絡まり・ひっかかり対策:

遊具にでっぱりや突起、狭い隙間がある場合には、衣服やかばんの吊るし紐などの絡まりやひっかかりによって首が絞められ、重大なケガや死に至ることがあるため注意する。
特に、すべり台の上部にあるでっぱりや突起は注意する。



指針の徹底を問題視するのであれば、今年の通知ではなく6年前に遡る必要があるようにも思えます。

同じ轍を踏まないためにも、子どもたちの安全を見守る立場にある人たちには、指針を充分に理解して戴きたいと思います。
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2008.11.21 Fri l 遊具事故 l コメント (0) トラックバック (0) l top
広島県廿日市市の幼稚園で、女子園児が着ていた衣服が滑り台の手摺に引っ掛かり、首を絞めるかたちとなって、意識不明の重体になりました。



幼稚園での遊具事故は、都市公園に比べ少ないので、それ故、胸が痛みます。

幼稚園で事故が少ない理由は、設置される遊具が原則として幼児用の規格に適っていることと、先生がたが常に見守っているためです。



この事故では、女児が着ていた毛糸のポンチョが引っ掛かったことと、園児を見ていた職員が気付かなかったことなどが着目されています。

いわゆる人的ハザードの観点による指摘です。

しかし、報道された滑り台の写真を見る限りでは、滑降部の手摺のトップレールが、滑り出し部付近で片持ち梁状に踊り場側へ突き出ています。

これは明らかに「遊具として不適切な形状」です。

物的ハザードです。

手摺端部の切断など、早急に修繕する必要があります。
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2008.11.20 Thu l 遊具事故 l コメント (0) トラックバック (0) l top
宇都宮市の小学校校庭で、男子中学生が「砂風呂遊び」をして意識不明の重体になりました。

この事故では、首まで砂に埋める遊び方や、同級生が砂をかけたこと、その結果の呼吸困難等が問題視されています。



男子生徒らは小学校の砂場で、深さ約70cmの穴を掘ったとのことです。

設計の観点からは、ここに疑問がわきます。

なぜ70cmも掘ることができたのでしょうか。

都市基盤整備公団(現UR都市機構)の設計標準図では砂場の深さは45cmで、その下に排水層を設けることとなっています。

東京都住宅局の設計標準図では50cmの深さを指定しています。



砂場が深すぎると、底のほうで砂が固まりやすくなります。

排水が妨げられ、水はけが悪く、雑菌の温床になるなど、様々な不都合が生じます。

また、施工時にも費用がかかるため、砂場の深さは40~50cm程度に留めることが一般的です。

この事故を機会に、深すぎる砂場について考えさせられました。 Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
2008.11.08 Sat l 遊具事故 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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