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1月9日に国土交通省から「都市公園における遊具の安全管理に関する調査の集計概要について」という報道発表がありました。

全国の公園に設置された遊具、約43万7千基のうち、設置後20年以上を経過している遊具が18万8千基あり全体の43%を占めるそうです。

これだけの情報では、古い遊具が多いということしか判りません。

国土交通省が2008年8月に発表した「都市公園における遊具の安全確保に関する指針(改訂版)」では、「標準使用期間」というものを定めています。

同指針の「用語の解説」によれば、「標準使用期間」とは、「通常の気象条件、立地条件、利用状況及び適切な維持管理状況のもと、安全上支障なく利用することができる期間として、構造部材として使用する素材の特性等を考慮し、製造者が遊具の設計・製造時に設定する期間。」とのことです。

また、同指針中の参考資料では、「遊具の標準使用期間は適切に維持管理される条件下において、構造部材が鉄製の場合には15年、木製の場合には10年を目安として設定する。」と、あります。

ということは、設置後20年以上の遊具が4割以上という現状は、恐ろしいことです。

これでは「うちの子どもが遊んでいる遊具は大丈夫なのだろうか?」と、親としては心配になりますね。

もちろん、標準使用期間を過ぎた遊具が、必ずしもすぐに壊れるわけではありません。

また、公園を管理している自治体では、日々点検を実施しているはずです。

ですが、利用者の目からも確かめたくなりますね。

古い遊具には、製造年月日の表記が無いことが多いです。

古そうだというだけで、管理している役所に問い合わせるわけにも行きません。

そこで、古い新しいに関わらず、危険な遊具を見分けるポイントを紹介します。

1月9日の報道発表の中で、設置数の多い遊具は、踏み板式ブランコ、滑り台、砂場の順とのことなので、ここではブランコのワンポイントチェックを紹介します。

遊具の点検ポイント、第三弾です。

下に示す写真は、古いブランコの踏み板です。


ブランコ金具

あまり変わったところは見あたりません。

角度を変えて見ると、金具が摩耗していることが判ります。

ブランコ金具摩耗

これは、金属の強さの違いによって、弱いほうが削られた結果です。

もちろんこのブランコは既に撤去して、新しいものと取り替えました。

このまま放っておけば近いうちに破断していたことでしょう。

この着座側金具とチェーンとが擦れ合う箇所が、ブランコのチェックポイントのひとつです。

摩耗が進んでいる箇所を見つけたならば、すぐに管理している役所へ連絡して下さい。

または、私へ連絡して頂いても結構です。

株式会社遊具診断のホームページからメールを頂ければ、すぐに対応致します。

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2009.01.20 Tue l 遊具事故 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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